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儲かっている企業の見分け方1.経営者は商売上手か(1)
ここでは経営者が商売が上手かどうかを見極める
指標についてお伝えいたします。
企業がその年に株主資本に対して
どれだけの利益を上げることができたか
を知るには、株主資本利益率(ROE)という指標をみます。
ちょっとわかりづらいと思いますから具体例で説明いたします。
たとえば、あなたが中古のマンションを購入して、
賃貸をして収入を得るとします。
マンションの価格が2000万円だとして、
自己資金が1000万円、
銀行借入れが1000万円、
で購入したとします。
図であらわすと
下の表のようになります。
| 貸借対照表 | |
| 貸方 | 借方 |
| 資 産 マンション 2000万円 |
他人資本 銀行借入れ 1000万円 |
| 株主資本 自己資金 1000万円 |
| 総資産 | 総資本 |
このマンションを
月に10万円の家賃で貸すと
年に120万円の収入になります。
銀行への利払い、マンションの維持費・管理費、
税金などの費用が合計で70万円だとします。
そうしますと120万円の収入から、
70万円の費用を引いた
50万円が利益になります。
下の表の右側
青の部分の当期利益
がそれです。
| 貸借対照表 | |
| 貸方 | 借方 |
| 資 産 | 他人資本 (負 債) |
| 株主資本 (自己資本) ----------- 当期利益 50万円 |
| 総資産 | 総資本 |
したがって、1000万円の自己資金に対して
1年に50万円の利益が得られたことになります。
そこで、あなたの自己資金に対して、
どれだけの利益が得られたかを知る比率が
株主資本利益率(ROE)です。
この例ですと、
利益50万円 ÷ 自己資金1000万円 = 0.05 0.05 × 100 = 5% 株主資本利益率(ROE) = 5% |
この場合のROEは5%になります。
これを企業にあてはめますと、
| マンション = 企業の総資産 銀行借入れ= 負債 自己資金 = 株主資本 |
という関係になります。
企業の業績の評価を見るには、
総資産から借入金などの負債を引いた
株主資本に対して、どれだけ高い利益率を
達成したかということになります。
次回はもう少し掘り下げてお伝えいたしますね。