株初心者のための株式投資&資産運用マニュアル

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株主の価値を高める経営者か

10.経営者について調べる(3)

「9.経営者について調べる(2)」の続きです。

次にインターネットで経営者について調べます。

前回のトヨタ自動車を例に説明いたします。

アニュアルレポートで
現在の社長の名前を調べると
「渡辺捷昭(わたなべ かつあき)」となっていますから
インターネット検索エンジンのGoogleで
「トヨタ自動車 渡辺捷昭」と検索します。
    ↓
「トヨタ自動車 渡辺捷昭」
が検索結果に出ます。

表示された検索結果から
企業の経営者が
インタビューや、スピーチで
どのように語っているか。

また、企業や経営者について
第三者的な視点で
語られていることなどをみつけて
チェックしていきます。

時間の許す限り多めにみていってください。


いかがですか、ここまで行うとその企業や、
経営者についてかなり理解できてきたと思います。

そこで再度また企業のホームページに戻り、
最新の情報やトップのメッセージや戦略を読み
さらに細かく研究します。

トヨタ自動車のホームページの上段メニューの
「企業情報」をクリックします
    ↓
左側サイドメニューの
「ビジョン/フィロソフィー」をクリックします
    ↓
そこの各項目を読み
企業についての全体像を再度確認します。


また、ホームページの上段メニューの
「株主・投資家の皆様へ」をクリックします
    ↓
左側サイドメニューの「トップメッセージ」をクリックします
    ↓
そこで社長、会長の発言内容をチェックします。


また、ホームページの上段メニューの
「株主・投資家の皆様へ」をクリックします
    ↓
左側サイドメニューの「プレゼンテーション」をクリックします
    ↓
そこで経営者や経営陣の戦略をチェックします。


また、ホームページの上段メニューの
「企業情報」をクリックします
    ↓
左側サイドメニューの「ニュース」をクリックします
    ↓
そこで企業についての最新の情報を
仕入れます。
この「ニュース」のページは、こまめにチェック
したほうが良いとおもいます。


経営者について調べる主なことは
これぐらいになります。
手間のかかることばかりですが、
お分かりいただけたでしょうか?

それでは最後に、いままでお伝えしたことを行うときに
注意していただきたいことを整理しておきます。

書かれている文書の中で過去の業績を語るとき
悪いところを隠したり、ぼかした表現でごまかして
良い点ばかりを強調していないか。

過去に計画したことが
現在どの程度実現されたのかを、
明確に語ることより、
将来についての収益予想や成長見込みばかりを、
強調していないか。

これでは、昨年まではうまくいかなかったが、
今年からは大丈夫と言っているようなものです。


重要なポイントは、
いままでお伝えしたことを研究していただいて、

「今年度までの計画はこれだけ達成し実現できた」
「さらに、これから数年間でこのように進めていきたい」
というように実績を積み重ねていく経営姿勢が
明確に書かれているか。

そして、
「この企業の経営者や経営陣は従業員や株主を大事にしている」と
あなたが確信できるかです。


この章の締めくくりに「バフェットの投資原則」の本の一節を紹介します。

リスクのない投資の例として、バフェットはよくワシントン・ポスト社を
引き合いに出す。ワシンポストの時価総額は1973年当時で8000万ドル
あり、借入金はゼロだった。
「あの会社の純資産はいったいいくらだったか。誰に聞いても、4億ドル
ぐらいの値段になったはずです。大西洋のど真ん中で午前2時に
オークションを開いても、きっと誰かが現れてその程度の価格を提示
したことでしょう。
しかも、この会社は正直で有能な人たちの手によって
経営されており、経営陣自身もかなりの株式を持っていました。こんな
安全な投資先はありません。全財産を注ぎ込んでも、なんら心配する
ことはなかったでしょう。
・・・リスクとは、自分が何をやっているかよわからないときに生じるものです」