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儲かる銘柄の見分け方2.過去が未来を語る(2)
「1.過去が未来を語る(1)」の続きです。
たとえば、あなたの家の庭に1本の柿の木があったとします。
その木から過去に、毎年、甘くて美味しい実を収穫できたとしたら、
あなたは、疑うことなくこれから先も
毎年、毎年、その木から甘くて美味しい実を、安定して収穫できると考えるでしょう。
もうお分かりかもしれませんが、この柿の木のような企業に投資をすればいいのです。
「柿の木と企業は違う」といわれるかもしれませんが、
柿にも渋柿と甘柿があります。
これから先も、甘くて美味しい実を、安定して収穫できる企業に投資すればよいわけです。
過去にその企業が、毎年安定した業績を残していれば、
長期的に見て成功し、利益を上げ続けることができると考えても、
大きく間違うことはないでしょう。
しかし、見た目は同じようでも渋柿のような企業もあります。
本業以外に力を入れようとしているような企業には投資しないことです。
根本的な業務の変更を行えば、失敗する可能性が大きくなり、
今迄と同じ業績を残せなくなるかもしれないからです。
また、何か問題を抱えていて、それを解決しなければいけない企業は避けることです。
「この会社は、新しい分野に進出するから、これからはうまくいくだろう・・・」
「この会社は、コストカットを行ってスリム化したから、これからはうまくいくだろう・・・」
このように、『うまくいけば』ということの多くは、めったに『うまくはいきません』
大事なのは、世間が一時的に騒いでいる銘柄など気にしないで、
過去に安定した収益の積み重ねがあり、
長期的に見て大きな収益が生まれるような企業に投資することです。
最後に「バフェットの投資原則」の本の一部を紹介します。
グランタル&カンパニーという証券会社に勤めていたマーシャル・ワインバーグは、
ニューヨークのマンハッタンでバフェットと昼食をともにした様子を、次のように振り返っている。
「ハムとチーズサンドイッチを食べていました。
あんなものを頼むなんて今どき珍しいなあ、と思いました。
何日かたってから、また一緒に昼食をとることになりました。
『この前のレストランにしましょう』とおっしゃるので、
『この前行ったばかりですよ』と私は言いました。
そしたら、こんな答えが返ってきました。
『ごもっとも。しかし、なぜわざわざ店を変えるようなリスクを冒すのですか。
あの店に行けば、どんなものが出てくるか確実にわかるじゃありませんか』
これがバッフェットの株式投資の極意です。
要するに、会社の中身がよくわかっていて、
勝つ確立がものすごく高いものにしか投資しないというわけです」
では、次の章でどのうな企業がよいかを取り上げていきます。