手堅く10年で10倍を目指す 『株式投資の基礎知識』 > 儲かる銘柄の見分け方 > 4.長期的な比較優位性があるか(2)
儲かる銘柄の見分け方4.長期的な比較優位性があるか(2)
「3.長期的な比較優位性があるか(1)」の続きです。
またわかりやすいように、
あなたが自分で商売をする立場になったつもりで考えてください。
商売で利益を上げるための基本は何でしょうか?
そうです、安く仕入れて高く売るということですね。
たとえば、カップラーメンのように同じような商品を何社ものメーカーが作っていたら、
あなたは、一番安く仕入れられるメーカーの商品を、多く取り扱うでしょう。
販売量を増やしたいメーカーは、他社メーカーより少しでも安く出荷しようとするため、
値下げ競争となり利益が圧迫されることになります。
しかし、他社と比較して優位性を持つ、
マイクロソフトの「ウインドウズ」のような製品であれば、
あなたはメーカーの言い値で仕入れざるをえなくなります。
この場合価格を決めるのは、あなたではなく、マイクロソフトが決めることになります。
そして先ほどとは逆に、価格の値下げ競争が、作る側から、売る側に移ります。
具体的に説明しますと、販売量を増やしたいあなたは、他店より売値を下げます。
しかし、マイクロソフトはどの販売店にも同じ価格で売ります。
そうなると、値下げをした分だけあなたの利益は圧迫されますが、
マイクロソフトの懐は痛まないというわけです。
では次の章では、
このことによって企業にどのようなメリットがあり
株価にどのようにかかわってくるかをお伝えします。