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その銘柄は今買い時か2.その企業は今買い時か
ここでは企業の株を買うタイミング
についてお伝えいたします。
前回お伝えいたしました、
企業価値ですが、
この企業の価値がわかれば
買い時がわかることになります。
どういうことかというと、
企業価値を発行済株式数で割って
1株あたりの価値を算出します。
株価が、
算出した1株あたりの価値よりも
低ければ買い時なわけです。
そして株価が、
1株あたりの価値よりも高ければ
見合わせればよいのです。
ようするに、
時価が価値に比べて割安なときが
買い時なわけです。
では、具体的にどのような時かをいくつか
説明いたします。
まず、○○株ブームです。
○○株ブームが起こって
実態経済以上に買われ過ぎ、
その後、株式市場全体の調整で
相場が大きく下げたときです。
次は、○○株ショックです。
ある企業の問題が発端となり、
それを契機に市場全体が下げてしまう時です。
ソニーショック、ライブドアショックなどがそれです。
このような時は、
ほとんどの企業の株が下がってしまうので、
注目している企業の株もつられて安くなり
時価が価値に比べて割安になっていれば
買い時でしょう。
次は、社会的な不況です。
終わるのに2〜4年ぐらいのときもあれば、
90年代のときのように長い間続くときもあります。
このような時に注目している企業の株価が、
不況の影響で割安になれば
絶好のチャンスでしょう。
次は、注目している企業の一時的な要因による
株価低迷のときです。
その企業に何かしらの一時的な問題が起こり
市場がそれを材料視して売り込んだときです。
しかし、その問題が企業がこれ以降にあげる利益に
大した影響がないのであれば買い時です。
企業の株が下がる主なケースは
以上です。
しかし、実際にこれらのケースが起こり
その渦中のときは、
「本当に株価は戻るのだろうか」
と不安になってしまうものです。
その時に、今まで各章でお伝えしたことを元にして、
注目している企業の価値をしっかり調べていれば
自信をもって買うことができるでしょう。
これらのケースとは逆に
株価が企業価値より高くても買ってよいのは、
将来にわたって企業の価値が、
妥当、もしくはそれ以上のペースで
年々増加するであろうと思われるときです。
そうなれば購入時に株価のほうが高くても
業績が高まれば、企業価値もさらに増えて
購入時の株価より高くなるわけです。
そうなると株価は企業価値を反映しますから、
株価はさらにまた高くなります。
ようするに、一時的に株価が
企業価値をはるかに超えたり
あるいは、はるかに下回っても
長期的には、株価と企業価値は
一貫した関係になるので
長く株式を持てば
株主が得る投資利益は、
企業業績と一致してきます。