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長期投資ほど儲かるわけ2.フォーカス投資(2)
「1.フォーカス投資(1)」の続きです。
第三に、株主から見て信頼できる誠実な経営者
がいる企業に投資するということです。
経営者が、事業で生み出した利益を
どのように使うと株主にとって特になるかを考え
ているような企業です。
事業で得た利益を高収益な自社の事業拡大にあてたり、
新しい優良企業の買収費用に振り向けるというように
うまく利益を再投資することができているかです。
そうすれば今迄の利益に、プラスする利益が新たに加わることになり、
さらに、利益が増えることになります。
このように利益の再投資によって企業価値が高まれば、
市場が企業価値の増大を評価し、株価のほうも上昇します。
また、株主への還元についてです。
企業がある程度成熟し成長率が衰え、
投資効率が悪くなっているのなら、
安易に企業規模を拡大するのではなく、
株主へ増配したり、自社株の買戻しに
資金を使っているかです。
さらに、企業の経営実態について、株主にありのままを
報告できる経営者なら素晴らしいでしょう。
業績の不採算や、事業の失敗についても
素直に認めて改めるような経営ならよいですが、
株主の利益より、経営者の自己保身や私腹を肥やす
ための経営なら投資する価値がありません。
また、経営者が本業と関係ない事業を止め、
利益率の高い事業を守って経営しているか。
そうであれば、収益が上がり市場価値も高まるでしょう。
そして、経営者の報酬が、
プロスポーツの選手のように
業績に応じた報酬体系を
とる企業が好ましいでしょう。
次に、会計処理は正直に行われているかということです。
経営者が、利益の増大化を考えて株価を上昇させるために、
不当な決算処理や株価対策を行なっていないか、
また、不正な会計処理である粉飾決算を行っていないか。
少しでも気になる点があれば、その企業への投資は
控えたほうがよいでしょう。
そして、経営者を評価するために
企業のアニュアルレポートに目を通します。
その際に注意したいのは、
書かれている文書の中で過去の業績を語るとき
悪いところを隠したり、ぼかした表現でごまかして
良い点ばかりを強調していないか。
過去に計画したことが
現在どの程度実現されたのかを、
明確に語ることより、
将来についての収益予想や成長見込みばかりを、
強調していないか。
ようするに「今年度までの計画はこれだけ達成し実現できた」
「さらに、これから数年間でこのように進めていきたい」
というように実績を積み重ねていく経営姿勢が
明確に書かれているか。
ということについて調べます。
この続きは次回お伝えいたしますね。