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カンタンにわかる財務指標

配当利回り(はいとうりまわり)

配当利回り(はいとうりまわり)
Dividend yield は、
株式利回り( かぶしきりまわり )
ともいわれ、
株価に対する配当金の割合を示す指標です。

では具体的に説明していきます。

株価に対する配当利回りは、
1株当たりの年間配当金額を、
現在の株価で割ってやります。

計算式は、

  配当利回り1株当たりの配当金 ÷ 株価 ×100

となります。

例をあげてみましょう。

 
 A社


  1株当たりの年間配当金額 = 10円

  現在株価 = 1,000円

 だとすると、

  10円 ÷ 1,000円 × 100 = 1%

  配当利回り = 1%
 

この場合の配当利回りは1%になります。

一方、A社より株価が低いと、

 
 B社


  1株当たりの年間配当金額 = 10円

  現在株価 = 700円

 だとすると、

  10円 ÷ 700円 × 100 = 1.43%

  配当利回り = 1.43%
 

この場合の配当利回りは1.43%になります。

この例のように同じ配当金でも、

 
 株価が高くなると、配当利回りは低くなる

 株価が低くなると、配当利回りは高くなる
 

となります。

この指標は、

 
 ・株式市場全体の利回りとの比較

 ・銘柄間の株価水準の比較

 ・ファンドの分配金との比較

 ・株価上昇の値上がり益との比較

 

といった具合に利用できます。

ファンドの分配金との比較を
例にあげてみましょう。

 
 A社配当利回り


  1株当たりの年間配当金額 = 30円

  現在株価 = 1,000円

 だとすると、

  30円 ÷ 1,000円 × 100 = 3%

  配当利回り = 3%
 

A社配当利回りは3%になります。

一方、B社ファンドの分配金、

 
 B社ファンドの分配金


  1口当たりの年間分配金合計 = 1,600円

  1口購入金額 = 10,000円

 だとすると、

  1,600円 ÷ 10,000円 × 100 = 16%

  利回り = 16%
 

B社ファンド利回りは16%になります。

したがってこの例の場合は、

 B社利回り16% - A社利回り3% 13%

となりますから、
B社ファンドの利回りのほうが13%多いことになります。
(※上記は参考例です)

近頃では、確実な資産運用ということから
リスクをともなう株価上昇の値上がり益をねらうよりも
確実性が高い配当利回りや、ファンドの分配金を
重視して投資をする投資家が増えてきています。

また、株式以外への投資先でも
配当利回りと比べることにより

 
 ・債券利回り

 ・銀行預金の利子率など

 

との収益性の比較にも利用できます。