株初心者のための株式投資&資産運用マニュアル

手堅く10年で10倍を目指す                    『株式投資の基礎知識』 > カンタンにわかる財務指標 > 株主資本比率(かぶぬししほんひりつ ) (2)

カンタンにわかる財務指標

株主資本比率(かぶぬししほんひりつ ) (2)

「株主資本比率(かぶぬししほんひりつ ) (1)」
続きです。

企業は事業から得られた収益のなかから
まず他人資本(負債)の返済をします。

下の表の右側の
の部分がそれです。

貸借対照表
貸方 借方
資 産 他人資本
(負 債)

株主資本
自己資本

総資産 総資本

次に、税金を支払い
最後に残った税引き後利益が
当期利益になります。

下の表の右側
の部分当期利益
がそれです。

貸借対照表
貸方 借方
資 産 負 債
他人資本

株主資本
自己資本


-----------
当期利益
総資産 総資本

このように、
「株主資本(自己資本)」
株主からの調達ですから
返済義務はありません。

「負債(他人資本)」は、遅かれ早かれ
必ず返済しなければなりません。

このことからお分かりいただけるように、

株主資本は返済する必要がない資金ですから
株主資本比率が高いほど負債が少なく
健全な経営であるといえます。

たとえば、次のような
総資産が同じ1億円の企業
A社、B社があったとします。

この両社の株主資本比率を比べてみますと、

  株主資本比率株主資本 ÷ 総資産×100

 
 A社

  負 債 = 1,000万円

  株主資本 = 9,000万円

  総資産 = 1億円

 だとすると、

  9,000万円 ÷ 1億円×100 = 90%

  株主資本比率 = 90%

 
 B社

  負 債 = 9,000万円

  株主資本 = 1,000万円

  総資産 = 1億円

 だとすると、

  1,000万円 ÷ 1億円×100 = 10%

  株主資本比率 = 10%

この例のように、
負債が少ないA社のほうが
株主資本比率は高くなり
B社
に比べて健全な経営であるといえます。