手堅く10年で10倍を目指す 『株式投資の基礎知識』 > カンタンにわかる財務指標 > PEGレシオ (4)
カンタンにわかる財務指標PEGレシオ (4)
「PEGレシオ (3)」の続きです。
「PEGレシオ」は、
前ページ迄に説明しました
「株価収益率(PER)」を
「利益成長率」で割ることによって
企業の「利益成長率」に対して、
何倍の「株価収益率(PER)」になっているかを
示す指標です。
計算式は、
| PEGレシオ = 株価収益率(PER) ÷ 利益成長率 |
となります。
「PEGレシオ」は、
1倍以下が割安で、
2倍以上なら割高となります。
例をあげてみましょう。
| A社 株価収益率(PER) = 50倍 利益成長率 = 50% だとすると、 50倍 ÷ 50% = 1倍 PEGレシオ = 1倍 |
A社のPEGレシオ = 1倍
になります。
次にB社です。
| B社 株価収益率(PER) = 25倍 利益成長率 = 12.5% だとすると、 25倍 ÷ 12.5% = 2倍 PEGレシオ = 2倍 |
A社のPEGレシオ = 2倍
になります。
整理しますと、
| A社 (利益成長率 = 50%) 株価収益率(PER) = 50倍 PEGレシオ = 1倍 B社 (利益成長率 =12.5%) 株価収益率(PER) = 25倍 PEGレシオ = 2倍 |
となります。
このように単年度の利益だけで
株価収益率(PER)を比べると
利益成長率が低いB社のほうが、
株価が利益に比べて25倍と割安になります。
しかし、企業の利益の成長率を考慮して、
「株価収益率(PER)」を
「利益成長率」で割って、
「PEGレシオ」を求めますと
利益成長率が高いA社のほうが、
企業の「利益成長率」に対して、
「株価収益率(PER)」は1倍と
割安になります。
このように、
ネット関連など成長力の高い企業は
株価収益率(PER)に比べ
「PEGレシオ」は
割安になります。
したがって、
成長力の高い企業の
真の評価をし、
株価が割高か割安かを判断するには
成長率を加味した「PEGレシオ」
のほうが向いていることになります。
次のページで
「PEGレシオ」を使った
株の購入価格を
ご説明いたします。