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インド株への投資インド投資の魅力:中国とインドが世界経済の中心だった
四大古代文明の時代から十九世紀中頃まで
中国とインドが世界経済の中心だった。
「榊原英資 インド巨大市場を読みとく」(東洋経済新報社)
アンガス・マディソンが試算した1820年の国別世界GDPシェアは、
中国とインドで実に、世界のGDPの44.7%を占め、
世界人口のシェアは両国で55.1%だったというのです。

学校で教えられる世界史は西洋史を中心に学ぶので
古代から西欧を中心に経済が発展してきたように考えてしまいますが、
実際に西欧が栄えたのは産業革命以降の
19世紀中頃から20世紀だったのです。
インドはアジアの中で最も長い海岸線を持ち、
その地理的条件から世界の交易の中心として栄えたのです。
インドは西ヨーロッパと比べると、面積ではほぼ等しく
インドという国家がEUと同じような地域共同体といえます。
ではなぜインドが衰退してしまったかですが、
まず、世界経済の中でのインドの果たしていた役割を
みてみます。
「ヨーロッパ人が喜望峰回りのインド航路を発見するまでは、
三角貿易の中継は主として回教徒商人によって行われていた。
アラビア人、ペルシャ人もいたが、主体はインド人(特にグジャラート人)、
ビルマ人、インドネシア人であった。彼らは胡椒・香辛料と引き換えに
ヨーロッパの銀を受取、インドに運んだ。銀はインドで木綿と交換され、
ついでにインド木綿は今日のインドネシアにある香料諸島に運ばれて
今度は胡椒・香辛料と交換され、最後にこれらは西方に持ち帰られて
銀と交換され、ふたたび同じルートで東方に運ばれていた」
川勝平太「日本文明と近代西洋」(NHKブックス)
ようするに、三角貿易の中継を行って、
インド木綿をヨーロッパに売っていたのです。
次回は衰退した原因をお伝えいたします。